自宅で簡単!チューブトレーニングで全身を効果的に鍛えよう
自宅で手軽にできるトレーニングとして、今、トレーニングチューブが人気を集めています。
場所を取らず、強度も調整しやすく、初心者から上級者まで幅広く活用できるのが魅力です。
今回は、自宅でできる効果的なチューブトレーニング法を、部位別にご紹介します。
運動不足解消や、理想の体づくりに、ぜひ取り入れてみてください!
1. チューブトレーニングのメリット
まず、なぜチューブトレーニングがおすすめなのか、そのメリットを見ていきましょう。
省スペースで保管・持ち運びが容易: ゴム製なのでかさばらず、自宅のちょっとしたスペースに収納できます。旅行先にも持っていきやすいのが嬉しいポイントです。
負荷の調整が自由自在: チューブの強度を変えたり、引っ張る強さを加減したりすることで、自分に合った負荷でトレーニングできます。
多様なトレーニングが可能: 様々な部位を、多彩な動きで鍛えることができます。
安全性が高い: マシンと比べて、怪我のリスクが比較的低いとされています。
2. 部位別!効果的なチューブトレーニング法
【上半身】
① ショルダープレス(肩)
チューブの中央を足で踏み、両端を握ります。
肘を肩の高さくらいに曲げ、チューブを肩の横あたりにセットします。
息を吐きながら、チューブを上に押し上げ、腕を伸ばします。(真上に上げるのではなく、やや斜め前方に押し上げるイメージです。)
息を吸いながら、ゆっくりと元の位置に戻します。
② ベントオーバーロウ(背中)
チューブの中央を両足で踏み、両端を握ります。
膝を軽く曲げ、背筋を伸ばしたまま、お尻を後ろに突き出すように上半身を前に倒します。
息を吐きながら、チューブを両脇に引きつけ、肩甲骨を寄せるようにして背中の筋肉を収縮させます。
息を吸いながら、ゆっくりと腕を伸ばし、元の姿勢に戻ります。
③ アームカール(力こぶ)
チューブの一端を足の裏に引っ掛け、もう一端を握ります。
肘を体側に固定し、息を吐きながら、チューブを握った手を肩に向かって巻き上げます。
息を吸いながら、ゆっくりと腕を伸ばし、元の位置に戻します。
【下半身】
① スクワット(太もも・お尻)
チューブの中央を両足で踏み、両端を肩の高さあたりで握ります。
足を肩幅程度に開き、つま先をやや外側に向けます。
息を吐きながら、お尻を後ろに突き出すように、太ももが床と平行になるまで腰を下ろします。
息を吸いながら、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。
② サイドウォーク(お尻・股関節周り)
チューブを両足のくるぶし(または膝下)に引っ掛け、輪を作ります。
足を肩幅よりやや広めに開き、膝を軽く曲げ、少し腰を落とした姿勢をとります。
息を吐きながら、チューブの抵抗を感じるように、横一歩(右側)に踏み出します。
息を吸いながら、もう片方の足(左側)を引き寄せます。
この動作を、反対方向(左側)にも繰り返します。
【体幹】
① プランク(腹筋・背筋)
チューブを両足のくるぶしに引っ掛け、輪を作ります。
うつ伏せになり、肘を床につけ、チューブをつけた足でプランクの姿勢をとります。
体幹を一直線に保ち、お腹とお尻に力を入れてキープします。(30秒~1分程度)
3. トレーニングのポイント
正しいフォームで行う: 怪我を防ぎ、効果を最大限に引き出すために、最初は鏡を見ながら正しいフォームを確認しましょう。
無理のない回数から: 最初は10回×2~3セット程度から始め、慣れてきたら回数やセット数を増やしたり、より強度の高いチューブに変えたりしましょう。
呼吸を止めない: 力を入れるときに息を吐き、戻すときに吸う、という呼吸を意識しましょう。
毎日ではなく、休息日も設ける: 筋肉を休ませることも、成長のためには重要です。週に2~3回のペースから始めるのがおすすめです。
4. まとめ
トレーニングチューブは、自宅にいながらにして、全身をバランス良く鍛えることができる非常に便利なツールです。
今回ご紹介したメニューを参考に、ぜひ日々のトレーニングに取り入れて、健康的で引き締まった体を目指しましょう!