筋トレ後におすすめのストレッチポーズ:疲労回復と柔軟性アップ
筋トレで疲れた筋肉は、そのまま放置すると筋肉痛・可動域の制限・怪我リスクにつながります。トレーニング後のストレッチを取り入れることで、筋肉の回復を促進し、柔軟性を高めることが可能です。
1. ストレッチの目的
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筋肉の緊張をほぐす
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血流を促進して疲労物質を排出
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関節の可動域を維持・向上
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筋トレ効果を高める
2. 部位別おすすめストレッチポーズ
(1) 胸・肩のストレッチ:ドアフレームチェストストレッチ
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方法:ドアフレームに両手を置き、体を前にゆっくり押し出す
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効果:胸筋・肩前部の緊張緩和、肩こり防止
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目安:20〜30秒キープ×2回
(2) 背中・広背筋:キャット&カウポーズ(ヨガ)
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方法:四つん這いになり、背中を丸める(キャット)→反らす(カウ)を交互に行う
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効果:背中全体・広背筋・腰周りの血流改善
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目安:10回程度、ゆっくり呼吸と連動
(3) 下半身・ハムストリング:座位前屈ストレッチ
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方法:床に座り、足を前に伸ばして体を前に倒す
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効果:ハムストリング・腰の柔軟性向上、脚の疲労回復
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目安:20〜30秒キープ×2回
(4) 大腿四頭筋:立位太ももストレッチ
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方法:片足を後ろに曲げて手で足首を持ち、膝を揃えて胸を軽く前に出す
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効果:太ももの前面の緊張緩和
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目安:左右各20〜30秒
(5) 腹筋・体幹:コブラストレッチ
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方法:うつ伏せになり、手で上体を持ち上げる
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効果:腹筋・胸筋の緊張緩和、腰の柔軟性アップ
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目安:15〜20秒キープ×2回
3. ストレッチを行う際のポイント
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呼吸を止めない
ゆっくり吐きながら筋肉を伸ばす -
痛みを感じない範囲で行う
過度な伸展は逆効果・怪我につながる -
全身をまんべんなくストレッチ
上半身・下半身・体幹をバランスよく伸ばす -
トレーニング直後〜10分以内が効果的
血流が良い状態で行うと疲労回復が早まる
4. まとめ
筋トレ後のストレッチは、疲労回復・柔軟性向上・筋トレ効果最大化に欠かせません。
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胸・肩 → ドアフレームチェストストレッチ
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背中・広背筋 → キャット&カウポーズ
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ハムストリング → 座位前屈
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太もも前面 → 立位太ももストレッチ
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腹筋・体幹 → コブラストレッチ
これらを組み合わせることで、怪我を防ぎながら効率的に筋肉を整えることができます。
💡 ポイントまとめ
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筋トレ後は全身のストレッチで疲労回復
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呼吸を止めず、痛みのない範囲で実施
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上半身・下半身・体幹をバランスよく伸ばす
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10分以内に行うと効果が高い