意外とやってるかも?【防犯対策のNG行動】かえって危険になるケース5選
「空き巣や泥棒に家を狙われたくない!」
そう思って、一生懸命防犯対策を頑張っている方は多いはず。でも、その対策、本当に効果的でしょうか?
実は、よかれと思ってやっていることが、空き巣に「この家は狙いやすいぞ!」とアピールしているかもしれません。
この記事では、多くの人が気づかずにやってしまいがちな防犯対策のNG行動を5つご紹介します。あなたの家の対策が逆効果になっていないか、ぜひチェックしてみてくださいね。
1. 「防犯対策してます」アピールが逆効果に
防犯グッズをたくさんつけている家ほど、泥棒に「この家はきっと高価なものがあるに違いない」と思われ、かえって狙われる可能性があります。
泥棒は、侵入に時間がかかったり、目立つことを嫌います。大事なのは、**「この家は侵入しにくい」**と静かに伝えること。
NG行動:
窓にたくさんの防犯ステッカーを貼る。
目立つところに最新の防犯カメラを設置する。
正しい対策:
外から見えにくい場所に防犯カメラを設置する。
窓ガラスを強化ガラスにするなど、物理的に侵入しにくい環境をつくる。
2. 「ダミー」防犯グッズは効果なし?
「防犯カメラ ダミー」は、安価で手軽な防犯グッズとして人気ですが、プロの泥棒にはすぐにバレてしまいます。
NG行動:
本物そっくりなダミー防犯カメラを設置する。
逆効果になる理由:
プロの泥棒は、ケーブルの有無やカメラの向き、レンズの質感などから、ダミーかどうかを見分けられます。ダミーだとバレると「この家は防犯意識が低い」と判断され、かえって侵入されやすくなる可能性があります。
正しい対策:
可能であれば、実際に録画機能のある防犯カメラを設置する。それが難しい場合は、庭に玉砂利を敷いて音が出るようにするなど、物理的な侵入対策を徹底しましょう。
3. 長期不在をSNSで発信してしまう
旅行や帰省で家を空けるとき、SNSに「今日から沖縄!」なんて投稿していませんか?
NG行動:
旅行の写真をリアルタイムでSNSにアップする。
逆効果になる理由:
泥棒は、SNSを使って留守情報を探していることがあります。自宅が特定されるような写真や位置情報を載せてしまうと、「今がチャンス!」と狙われやすくなります。
正しい対策:
SNSへの投稿は、帰宅してからにしましょう。また、郵便物や新聞を一時的に止めてもらう、留守中に照明をつけっぱなしにするなど、「家に人がいるように見せる」工夫も大切です。
4. 植木や物置が隠れ場所になる
家の周りに背の高い植木や大きな物置があると、泥棒が侵入する際に身を隠す場所を与えてしまいます。
NG行動:
家の窓や扉を隠すように大きな植木を置く。
逆効果になる理由:
人目につかない場所があると、泥棒は落ち着いて鍵を壊したり、窓を破ったりできます。
正しい対策:
家の周りは常にすっきりさせて、見通しをよく保ちましょう。侵入経路になりやすい窓や扉の周りには、泥棒が隠れられるようなものを置かないことが重要です。
5. 鍵を「ここだよ」と教えてしまう
鍵を植木鉢の下や郵便受けの中に隠すのは、昔から言われる防犯対策のNG行動です。
NG行動:
鍵を玄関先に隠しておく。
逆効果になる理由:
泥棒は、そういった隠し場所を熟知しています。鍵を隠すことは、自ら泥棒に「どうぞお入りください」と言っているようなものです。
正しい対策:
スペアキーは家族や信頼できる人に預けるか、預けても安心な鍵の預かりサービスを利用しましょう。
まとめ:大切なのは「見えない対策」
防犯対策は、見た目をアピールするよりも、**「この家は侵入に時間がかかる」**と思わせることが大切です。
日頃の少しの意識が、空き巣や泥棒から家を守る大きな力になります。今日からNG行動をやめて、見えない場所からしっかり対策をしていきましょう。