iPhoneのeSIM、いくつまで使えるの?あなたの疑問をスッキリ解決!
「iPhoneのeSIMって便利そうだけど、何個まで登録できるの?」「iPhone 13やiPhone SE3だと、eSIMは何個まで使えるんだろう?」「そもそもeSIMって、何枚まで同時に使えるの?」
物理SIMの抜き差しなしで、複数の回線を使い分けられるeSIMは、iPhoneユーザーにとって非常に便利な機能ですよね。でも、いざ使ってみようとすると、**「一体いくつまで登録できるんだろう?」**と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
ご安心ください!この記事では、iPhoneのeSIMが何個まで登録・利用できるのかについて、モデル別の具体的な情報を交えながら、あなたの疑問を分かりやすく解説していきます。さらに、eSIMを複数使うメリット・デメリットや、よくある質問にもお答えします。
あなたのiPhoneをもっと便利に使いこなすために、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
1. iPhoneのeSIM、同時に「2回線」利用が基本!
まず、最も重要なポイントからお伝えします。
ほとんどのiPhoneモデルで、eSIMを含む2つの回線を同時に利用できます。
これは、例えば「物理SIM+eSIM」の組み合わせでも、「eSIM+eSIM」の組み合わせでも可能です。つまり、iPhoneは基本的に**デュアルSIM(DSDS:Dual SIM Dual Standby)**に対応しているということですね。
例えばこんな使い方ができます
プライベート用と仕事用で電話番号を使い分けたい
海外旅行中に現地のSIM(eSIM)と日本のSIMを併用したい
通信障害に備えて、異なるキャリアの回線を契約しておきたい
このように、複数の回線を使い分けることで、より柔軟にiPhoneを活用できるようになります。
2. 登録できるeSIMの数は、実はもっと多い!?
「同時に2回線ってことは、eSIMは2個までしか登録できないの?」
いえいえ、実はそうではないんです!iPhoneに登録しておけるeSIMのデータ数は、同時に利用できる回線数よりもずっと多く設定されています。
最大で「8個以上」のeSIMプロファイルを登録可能!
ほとんどのiPhoneモデルでは、**8個以上のeSIMプロファイルを登録しておくことができます。**これは機種やiOSのバージョンによって多少異なりますが、一般的にはこの程度の数を登録可能です。
例えば、
iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro
iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro
iPhone 14 / 14 Pro
iPhone 15 / 15 Pro
iPhone SE(第2世代)/ iPhone SE(第3世代)
といったモデルで、この複数のeSIMプロファイル登録に対応しています。
登録したeSIMは、設定アプリからいつでも有効/無効を切り替えることができます。ただし、同時に有効にできるのは前述の通り2回線まで、ということになります。
例えば、普段は日本のキャリアAとキャリアBのeSIMを登録しておき、海外旅行に行く際にはキャリアBを無効にして、現地のeSIMを登録・有効にする、といった使い方ができます。
3. モデル別に見るeSIM対応状況
より具体的に、各iPhoneモデルのeSIM対応状況を見ていきましょう。
iPhoneモデル | eSIM対応 | 同時利用回線数 | 登録可能eSIM数 |
iPhone XS / XS Max / XR | 〇(1個) | 1つ(物理SIM+eSIM) | 1個 |
iPhone 11 シリーズ | 〇(複数) | 2つ(物理SIM+eSIM) | 8個以上 |
iPhone SE(第2世代) | 〇(複数) | 2つ(物理SIM+eSIM) | 8個以上 |
iPhone 12 シリーズ | 〇(複数) | 2つ(物理SIM+eSIM or eSIM+eSIM) | 8個以上 |
iPhone 13 シリーズ | 〇(複数) | 2つ(物理SIM+eSIM or eSIM+eSIM) | 8個以上 |
iPhone SE(第3世代) | 〇(複数) | 2つ(物理SIM+eSIM or eSIM+eSIM) | 8個以上 |
iPhone 14 シリーズ | 〇(複数) | 2つ(物理SIM+eSIM or eSIM+eSIM) | 8個以上 |
iPhone 15 シリーズ | 〇(複数) | 2つ(物理SIM+eSIM or eSIM+eSIM) | 8個以上 |
※iPhone 14シリーズ以降の米国モデルは物理SIMスロットがなく、eSIMのみとなっています。この場合も同時に利用できるのは2回線までです。
※「iPhone 16」など、まだ発表されていない将来のモデルについては、現状の情報では断定できませんが、eSIM対応は継続されると予想されます。
ご覧の通り、多くの比較的新しいiPhoneモデルでは、複数のeSIMを登録し、その中から2つを同時に利用できることが分かります。
4. eSIM複数利用のメリット・デメリット
eSIMを複数利用することで、どんな良いことや注意点があるのでしょうか?
メリット
SIMカードの差し替え不要: 物理SIMと違い、切り替えは設定アプリで数タップするだけ。手間がかかりません。
海外での利用が便利: 現地のキャリアのeSIMをダウンロードすれば、物理SIMを抜き差しせずに利用可能。日本への国際電話も、日本の回線を有効にしてかけられます。
複数の電話番号を使い分け: プライベートと仕事、メインとサブなど、異なる電話番号をiPhone一台で運用できます。
通信障害対策: 契約しているキャリアに障害が発生しても、別のキャリアのeSIMを有効にすることで、通信を継続できる可能性があります。
デメリット
キャリアの対応状況: まだすべての通信事業者がeSIMに対応しているわけではありません。特に格安SIMでは対応していないところもあります。
設定が少し複雑に感じることも: 物理SIMと違い、QRコードの読み取りや設定を手動で行う必要がある場合があり、慣れていないと少し戸惑うかもしれません。
機種変更時の移行手間: eSIMを新しいiPhoneに移行する際には、キャリアによっては再発行手続きが必要になる場合があります。
5. よくある質問Q&A
Q1. eSIMを登録しすぎると、iPhoneの動作が遅くなったりしますか?
登録しているeSIMの数によってiPhoneの動作が遅くなることは、ほとんどありません。実際に有効になっている回線は最大2回線までなので、パフォーマンスに影響を与えることは考えにくいです。
Q2. 登録したeSIMは削除できますか?
はい、不要になったeSIMプロファイルは、設定アプリからいつでも削除できます。
Q3. 「iPhone esim 3回線」は可能ですか?
現時点(2025年7月現在)では、日本のモデルを含むほとんどのiPhoneでは、同時に3回線を有効にすることはできません。物理SIMとeSIMを合わせて最大2回線までとなります。将来的には対応する可能性もゼロではありませんが、現状では不可です。
Q4. eSIMの切り替えは簡単ですか?
はい、設定アプリの「モバイル通信」から、利用したい回線を選んで有効/無効を切り替えることができます。通話やデータ通信でどちらの回線を使用するか、細かく設定することも可能です。
Q5. eSIMのみでiPhoneを利用することはできますか?
はい、可能です。iPhone 14シリーズ以降の米国モデルは物理SIMスロットがなく、eSIMのみで利用することになります。日本で販売されているモデルでも、物理SIMを挿入せず、eSIMのみを2つ登録して利用することができます。
6. まとめ:iPhoneのeSIMは賢く使えばもっと便利!
iPhoneのeSIMは、同時利用は基本的に2回線までですが、**8個以上のプロファイルを登録しておくことができます。**これにより、複数の電話番号や海外での回線利用など、あなたのライフスタイルに合わせて柔軟な使い分けが可能になります。
もしeSIMの導入や複数回線での利用を検討しているのであれば、まずはご自身がお使いのiPhoneのモデルがeSIMに対応しているか、そして契約を考えている通信事業者がeSIMに対応しているかを確認してみてください。
この記事が、あなたのiPhoneをもっと便利に、そして安心して使いこなすための一助となれば嬉しいです。これで、iPhoneのeSIMに関する疑問はスッキリ解決しましたか?