窓の防犯対策!補助錠と防犯フィルムはどちらが効果的?
「窓からの侵入防止をしたいけど、何から始めればいいの?」
「補助錠と防犯フィルム、どちらがより効果的なの?」
空き巣の侵入経路の約6割は窓からと言われています。しかし、正しい防犯対策をすることで、窓からの侵入防止は十分に可能です。この記事では、窓の防犯に欠かせない補助錠と防犯フィルムについて、それぞれの特徴と効果的な使い方を分かりやすく解説します。
窓からの侵入を防ぐ!補助錠と防犯フィルムの役割
1. 補助錠の役割:侵入に時間をかけさせる「時間稼ぎ」
補助錠は、メインの鍵(クレセント錠)とは別に窓に取り付ける補助鍵です。
効果: 窓を二重ロックにすることで、空き巣が侵入に要する時間を倍増させます。空き巣は侵入に5分以上かかると諦める傾向にあるため、この「時間稼ぎ」が非常に有効なセキュリティ対策となります。
特徴: 比較的安価で、ホームセンターなどで手軽に購入できます。補助錠設置も、両面テープで貼り付けるタイプや、窓枠に差し込むタイプなど、DIYで簡単にできるものがほとんどです。
2. 防犯フィルムの役割:窓ガラスを「割らせない」
防犯フィルムは、窓ガラスに貼り付けることで、ガラスの強度を高めるアイテムです。
効果: 窓を割って侵入する「ガラス破り」という侵入手口を防ぎます。ガラスを叩き割ろうとしても、防犯フィルムがガラス片の飛散を防ぎ、ガラスを貫通させにくくします。これにより、空き巣は窓を破ることを諦めるか、大きな音を立てることになり、犯行を断念させられます。
特徴: 窓ガラスの強度を物理的に高めるため、非常に強力な侵入対策となります。ただし、効果的な防犯フィルムは、厚さが200μm(0.2mm)以上のものが推奨されており、専門業者に依頼する方が確実です。
窓の防犯、どちらがより効果的?
補助錠と防犯フィルムは、それぞれ異なるアプローチで窓からの侵入を防ぎます。
補助錠は、鍵を壊す手口への対策として効果的です。
防犯フィルムは、窓ガラスを割る手口への対策として効果的です。
どちらか一方だけでなく、両方を併用することで、より強固な防犯対策になります。補助錠で時間稼ぎをし、防犯フィルムで物理的な侵入防止を図る、この組み合わせが最強のセキュリティです。
窓の防犯グッズと設置方法
防犯フィルムの種類と選び方
防犯フィルムには様々な種類があります。防犯目的で選ぶなら、「CPマーク」が付いたものがおすすめです。「CPマーク」とは、警察庁が推奨する「防犯性能の高い建物部品」にのみ与えられる認定です。
効果的なフィルムの貼り方は、クレセント錠(鍵)まわりだけでなく、窓全体に貼ることです。これにより、ガラスのどの部分を割られても侵入防止の効果を発揮します。
補助錠の設置方法
補助錠設置方法は、製品によって異なりますが、一般的には以下のいずれかです。
貼り付けタイプ: 両面テープで窓のサッシに貼り付けるだけで完了します。
差し込みタイプ: 窓のレール部分に差し込んで固定します。不要なときは簡単に取り外せます。
ネジ固定タイプ: サッシに穴を開けてネジで固定します。最も強固ですが、DIYの難易度が少し上がります。
まとめ:今日からできる窓の防犯対策
窓からの侵入防止は、決して難しいことではありません。
まずは、手軽にできる補助錠を設置してみる。
さらに安全を高めたい場合は、防犯フィルムを検討する。
この2つの防犯対策を組み合わせることで、あなたの家のセキュリティは格段に向上します。家族みんなの安全のために、ぜひ今日から始めてみましょう!